鍼をすることにより顔の筋肉をほぐし、血流を促す作用があります。この刺激により筋肉を活性化し、しわ・しみ・ほうれい線・クマ・くすみ・たるみの気になる箇所に効果的にアプローチすることでリフトアップ・小顔効果が期待できます。

　肌の悩みやトラブルの多くは、肌のターンオーバーの乱れからきています。

皮膚細胞は表皮・真皮・皮下細胞の3層に分かれており、皮膚の大部分を占める真皮はコラーゲン線維でできています。その真皮にほんの少し傷をつけることで自然治癒力を高め、コラーゲンなどの線維芽細胞の働きが活発になり、ハリ・潤いを与えます。血行も促進されるので、ターンオーバーが正常に働きやすくなるのです。

◇注意◇

美容鍼を希望される方は必ずご一読ください。

　顔の血管は全身の血管に比べ細く、非常に多く集まっている部位であるため鍼（はり）治療による内出血の可能性もあり、ごくまれに小さなアザが生じることがあります。個人差にもよりますが、数日から数週間で自然と消えてゆき痕を残すことはありません。

鍼（はり）を刺す際には細心の注意をはらいますが、予測不能な現象でもあるためその可能性をゼロにすることはできません。しかし、出血自体は新たな血液造成に繋がり、皮膚組織の活性化、新陳代謝に効果があります。

　美容鍼を受けられる場合、お顔に皮下出血による一過性の「青あざ」が生じる可能性を伴うということを予めご理解ください。